やかじょ

最後の決闘裁判のやかじょのレビュー・感想・評価

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)
3.3
レイプされた妻、レイプした本人、レイプされた妻の夫の目線で描かれる。3人の視点を順番に見せるので、それなりに時間がかかるが、編集の仕方がうまく、必要なところだけが見せられ、それなりに長かったはずだが、そうは感じさせられなかった。
そして誰かの主観による物語かによってその見せ方も微妙に異なっている。妻に愛を注ぐ夫は妻からの視点を交えれば、それだけではないと分かるし、特に合意の上かそうでないかと論点になる部分は別の話かと思うほど噛み合わない。

レイプされた妻への尋問のシーンは現代でもセカンドレイプという言葉があるくらいなので、今もあまり変わっていないんじゃないかと思う。1300年代の物語のようでいて、現代でも血を流さない決闘裁判は続けられているんだよなと思った。

ずっと疑問なのだが、アダム・ドライバーって美男子枠なの?個性的なお顔立ち枠じゃなくって?あとずっと恋焦がれてる!好き好き!って気持ちを1度やったらそれで終わりにできる男頭悪すぎる。頭が悪いんじゃないか。でもそんな男燃やしてしまえ!というのが素直な感想だな。