ちょうどいい

最後の決闘裁判のちょうどいいのレビュー・感想・評価

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)
4.0
封建の時代、と言ってしまえばそれまでだが、さはさりながら、めんつと誇りのために、女性を私有財産のこどき扱う様は見ていて激しい憤りを覚える。

宗教を錦の御旗に、放縦に女性を蹂躙するその教条主義にも嫌悪感。

同ストーリーを主要人物の側からいくつか描くプロットは飽きずに見られた。

ただ、どんでん返しを期待していただけに平板なラストにいささか拍子抜け。

英語は元より、映像のどこを切り取ってもイングランド臭しかしないと思うのは私だけか。