起きていることはかなりのインパクトがあるんだけど、淡々と物語が進む作品。ネタバレ見ないようにしてたからラストはびっくり。
なるほど、分からん。って気持ちが終始続いてしまった。。ので解説や考察も読んでみた。神話や宗教的な知識があったらまた違った気がする。
予告では気味の悪い存在として出てくる印象だったアダがとても可愛くて意外。彼女(彼?)はなにも悪くないから可哀想だった。
犬が出てきた生き物の中で一番利口で勇敢だったし、猫が一番冷静で現実見えてる感じ。なのに…
夫婦や弟も違和感に対して鈍感というか、え?ってなってもその後すんなり受け入れてるのがちょっと不思議に思った。
結末は観客に委ねますタイプの映画は嫌いではないけど、これは難しい作品だったー。もっと謎を明らかにしてほしかったような、謎は謎のままでいいような…
人間が身勝手なのは本当その通りで、でも、じゃあ「あれ」はどうなんだ?と。
羊たちの名演技とアイスランドの自然が独特の世界観に引き込んでくれた。