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LAMB/ラムのwoonのネタバレレビュー・内容・結末

LAMB/ラム(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

面白いかどうかは別として、個人的には好きな作品。まず観ている側もアダに愛着が湧いてくる。喋れこそしないものの、仕草やあどけなさがまだ幼子のそれ。全体的にどこからどこまでがCGなのか不明だけどとてもリアル。キリスト教だギリシャ神話だ、とか色々考察あるけど、ただ受け入れるしかない結末。奥さんは因果応報、自業自得?結局、人間の物差しでは測れないもの、常識が通用しない物。アダは、遺伝子学的に、リアルな現実では生まれてこられないはずなのに、映画の中では元気に人間界に適応して生きている不思議=非現実的な部分が、映画(映像化)だからこそ際立つテーマかなと感じた。映像が不気味かつ綺麗。まぁ言ってしまえば、訳はわからんので賛否あって当たり前。連れ去られてしまったアダのその後や奥さんがどうするのか気になるので続編は見たい。
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