不思議な作品だと予想して「LAMB」を初鑑賞してみた。特に予備知識は持たないでおこうと思ったけど誘惑に駆られ、あらすじをチラ見してしまった。
羊から一体、何が産まれんねん。って思ったが、まさかの姿に驚愕。どういう感情で育てているのかな…と、単純な好奇心。どうやら我が子のように愛している様子。
アイスランド、スウェーデン、ポーランドの合作映画みたい。ヨーロッパの雰囲気はたまに見たくなる衝動。独特なテイストはアジアやアメリカのものとは一味違う。
舞台はアイスランドの山奥。羊飼いの夫婦の物語である。この北欧の雰囲気が個人的にはかなり浸ってしまう。プラス、アダの存在が異質そのもので引き寄せれた部分が大きい。
さてと、夫の弟が登場。何か、やらかしそうな雰囲気が溢れ出しているが…このまま平穏にいくとも思えない。アダを見ていると何だか妙な可愛さが芽生え始めているので止めてあげてと思えてくる。
ふむむ、まさかの結末。そういうパターンが選択肢にはあったのか。これは、個人的には想像していた枠の外にあった展開。まぁ、でも考えてみると、この存在を認めてしまうので在れば…あり得るコトなのかな。
個人的には、こう言う雰囲気の映画も好みなので相当に引き込まれてしまう。母親の愛情の深さがポイントのような作品だとも感じたのである。因果応報。
