このレビューはネタバレを含みます
何度観たかわからない大好きな作品だけど、久しぶりに観た〜〜やっぱり良すぎる
悪役にあたる2人があまりにもオシャレすぎるのよ、、
最近のアニメに多い、とにかく派手でポップな配色でやなやつ!てかんじな敵役だと、感情移入出来ないことも多いけど、
ケンとチャコの描かれ方ははそういったものとは異次元すぎる
2人とも黒でシックにまとめてるスタイリングもいいし、
敵である野原家の話を端から否定せず、ちゃんと聞いて、受け入れつつ、それでも命をかけた自分達の覚悟を通しきる生き様も、
20世紀銀座通り?に住む同志だった人々が心変わりして2人を裏切る形になろうと、好きに生きてくれ、と背中を押すところも、
本当にここまでかっこいい悪役が他にいるのかってくらい…
夫婦じゃなくて、あくまでカップルなのも、ほんとに、、わかってらっしゃる、、。
悪役と一重に言っても、2人にとってはそれが正しいと信じた道を貫いただけで、悪意なんて決して無くて、
要は信じた道が世間と違っただけなんだっていうのが伝わってくる
子供にとって親は、「大人」でしかないけど、
そんな大人にも子供時代があって、
親になった今も、ちゃんと「大人」になれてるか不安だったり、子供時代が恋しくなったり、
大人だって、完璧じゃないし間違えたりもするし子供に戻りたいとか思う時だってあるんだよねって
当時子供ながらに考えさせられた、深い作品だったな、、
あとマサオくんの覚醒シーンほんとに好き笑笑