このレビューはネタバレを含みます
オープニングの歌詞にしみじみ納得！大人は何でも駄目駄目だしその駄目はだいたい大人の都合なんですよねぇ。
風間くんの「懐かしいってそんなに良いものなのかなぁ」という言葉にそういえばそうだな..となりました。それでもほとんど記憶のない昭和に心惹かれて懐かしくてぎゅっとなるのは何故なんだろう。
クレしん映画ってトラウマになるくらい怖いシーンが時々出てきますよね！今回ならヒロシやミサエの顔が暗転して見えなくなる20世紀博からのお知らせ放送のシーンとか。あの無機質な声の「明日お迎えにあがります」というだけの白黒放送は今見てもぞわっとしました😌
ヒロシのしんちゃんと同じくらいの時にお父さんの自転車の背に乗り釣りに行く思い出からヒマワリが生まれた現在までの回想シーンが本当に素敵です。自分の小さな頃の思い出と重ねたりして..ちゃんと思い返すと普通の1日1日がなによりも幸せだったりしますよね。
エンディングや挿入歌が本当に良いです。生まれたばかりで記憶にないはずの昭和なのになぜか懐かしくジンとしていました。これはもう20世紀博を造られたらヘビーユーザーになるだろうなぁ(笑)
好きなしんちゃんシリーズ3本指に入るくらい印象深いクレしん映画です。わちゃわちゃで面倒なことばかりのドタバタ野原家だけれど、やっぱりあったかくて良い家族だなぁ(✿´ ꒳ ` )
