救助艇を読まなければ、この意味を理解できないなら、後で、じっくり読もうと思ったが、月は沈みぬ(The Moon is Down)の映画を見て答えがでた。ドイツに占領されてもノルウェー国民の誇りと尊厳が明らかに表されている映画だから。占領されている人々にも人間としての誇り、気高さをスタインベックは語っているのだ。スタンリーも同様、ジムクロー法下、にあっても、人間として、描いたが、ヒッチコックはそう扱わなかったということだ。ひとりひとりを大切にする思想は当時理解されていなかったと思う。 「月は沈みぬ」はドイツの抑圧に直面したときの人々のの精神力の強さ誇りがよく出ていて、日本で好まれそうな映画だと思った