michiさんの映画レビュー・感想・評価

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イノセント(1975年製作の映画)

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なにが「イノセント」じゃ!と半ば怒りを感じながら貴族の泥沼不倫劇を楽しむ。不倫に関して理解し難い理屈を当然のような口調で妻に語り、奥さんに同情したのも束の間、結局はどっちも訳分かりません。愛したり憎ん>>続きを読む

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

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非行に走る子どもが早くも人生に詰んでしまう、かわいそうな話でした。どうしたらこういう子が幸せになれるのかなとずっと考えてしまいます。
親が受けた教育のせいなのか、経済状況のせいなのか、そもそもの原因は
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

漏れなくhigh societyに属する人しか出てこないから、ニューヨークの素敵な風景だけ切り取ったキラキラ感溢れる作品でした。監督の騒動はさておき、リラックスして軽い気持ちで観られます。
ニューヨー
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あなたになら言える秘密のこと(2005年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

”secret life”は「秘密のこと」以外にどういう言葉を当てるのが適切か分からないが、「秘密」は言い得ていない気がした。それくらい大変な過去を背負って、生き残ってしまったハンナのお話でした。>>続きを読む

自転車泥棒(1948年製作の映画)

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いつかは観たいとずっと思っていたけど、重い話のためになかなか手が出なかった作品。勢いで再生して、やはりやり場のない苦しさが残りました。

イタリアも戦後は本当に貧しい国だったのがよく分かる。貧しい一家
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ニッケルオデオン(1976年製作の映画)

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タイトルに魅かれて観たのですが、最後まで何が何だかよく分からないまま終わってしまいました。特許会社に負けじと独立系の小さい会社が映画を作るのですが、ストーリーもよく理解できなくて、ギャグがうるさく、し>>続きを読む

四月のパリ(1952年製作の映画)

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ストーリーは実にしょうもないコメディーですが、深く考えなければおもしろいです。絶対有り得ない展開が続くので、そこはそういうものだとスルーすれば楽しいミュージカルでした。

あるアメリカの役人が、パリで
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荒野の七人(1960年製作の映画)

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西部劇のテーマ音楽では、これと『大いなる西部』が並んで名曲だと思います。音楽単体では色々なところで耳にするけれど、やはり映画のオープニングに砂っぽい映像に合わせて聴くとテンションの上がり方が違います。>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

耳が聞こえないってどんな感じなんだろう。音楽が分からないってどういう状態か想像がつかない。心で寄り添おうとしても、聴者として生まれて音を知った者には絶対分かり得ない感覚。
お母さんは、聴者の娘を産んで
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黄金(1948年製作の映画)

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命を懸けた一攫千金アドベンチャー。大好きな作品です。

金(gold)で一儲けするつもりが、ちょっと儲かるともっと、もっとと思ってしまうんですね。序盤から破滅フラグ立ちまくりのドッブズは、貪欲になり仲
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つばさ(1927年製作の映画)

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以前、Twitterでこのパリの酒場のシーンを見かけてすっかり魅せられてしまい、ずっと気になっていました。
酒を楽しむ人たちのテーブルが縦に並び、それを割っていくようにカメラが奥へ奥へと進んでいくこの
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追跡(1947年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

西部劇だと思っていたら、西部のサスペンスでした。

幼い頃、カラム夫人に拾われ、ソーとアダムのカラム兄妹と一緒に育てられたジェブ。本当の三兄妹のようにはなれず、アダムには疎まれソーとは恋仲になるものの
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円卓の騎士(1953年製作の映画)

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楽しみにしていたミクロス・ローザ音楽のナイトものでした。やっぱりかっこいいです。ローザ作品で似てる曲がたくさんあるけど、どれも好きだから良い。
しかし、ナイトの話で、この音楽で、ロバート・テイラー主演
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

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正直な感想は、加工の主張が強すぎて興醒めでした。技術もそれを駆使するセンスも凄いことだし、コンピューターを否定するつもりはなく、あくまで好みの問題ですが、作り物っぽさがいちいち気になりました。
一方で
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犯罪王リコ(1930年製作の映画)

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観終わって虚しい気持ちになる。
情に負けて撃てないとか、新聞越しの煽りに自尊心が傷ついて挑発に乗っちゃうとか、リコは才能はあるのにそもそもギャングの素質がどこか欠けてるんだろうな。こういう人を見ると、
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

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こんなの泣いちゃうに決まってる。
いずれ廃れる運命にある炭坑町のロケット少年たちの実話物語。エンドロール前の写真と映像でグッときた。

常に危険と隣り合わせ、しかも先行き不透明な炭坑では、たくさんのド
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真面目が肝心(1952年製作の映画)

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イギリス感全開のドタバタコメディでした。オスカー・ワイルドが絶好調の頃に作った喜劇なんだそうです。

Earnestという架空の弟の世話をする口実で度々田舎を離れるジョンは、ロンドンに出てEarnes
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OK牧場の決斗(1957年製作の映画)

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OK牧場での撃ち合いは『荒野の決闘』と同じ題材で、登場人物も重なる人が多いのに、どこに重きを置くかで全然違う作品になるもんだなーと感心した。
西部の平和な日常が挟み込まれた『荒野の決闘』も良かったけれ
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モーリス(1987年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

愛を阻む性別や身分の壁や己との葛藤が残酷に描かれる反面、風景、特に外の緑が美しく印象的だった。

個人を見れば、自分とどう向き合ってどう生きるかの選択の仕方が興味深かった。社会の目を恐れて、自分の気持
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椿姫(1937年製作の映画)

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『椿姫』と言えばヴェルディのオペラのイメージなので、なんとなく映画で観るのを億劫に思っていましたが、こんな美しい映画だったとは!すっかり『椿姫』の世界に連れて行かれました。
勘違いからの運命的な出会い
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生活の設計(1933年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

1人の女性を愛してしまった男2人、2人の男性を愛してしまった女の話。
ルビッチ作品の笑いはうまくハマれない時がある。
せっかく楽しいコメディーなのに、「この女、ビッチじゃん?」と思ってしまったが最後、
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華麗なるギャツビー(1974年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ひっどい話だな!
何回観ても、どのバージョンを観ても、後味悪すぎだ。真実が真実にならないまま好き勝手生き続けるブキャナン夫婦にはもう…
あんな人たちが何事もなかったかのように幸せに生きられるって理不尽
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ジャズ・シンガー(1927年製作の映画)

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セリフがある最初の長編映画としての歴史的価値があるというだけでなく、最後までジェイキーの決断を見届けたくなる目が離せない作品でした。
(でも、こんなこと言ったら元も子もないけれど、ものすごーく悩んだ割
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無法の王者ジェシイ・ジェイムス(1957年製作の映画)

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ジェシーのお母さんや奥さんの回想で話が進んでいると思いきや、回想中にさらにジェシーが回想したりと、時系列が複雑でぼやっとしているとついていけなくなるタイプの作りでした。
『地獄への道』のリメイク作品と
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

とても評価の高い作品ですが、何やら「悲しい話」と聞いていたのでなかなか手が伸びなかったのです。
でも、いざ観てみると問題はそんなところではなかった。ストーリーは自分でも虚しくなるほど何が良いのかさっぱ
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

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『恐怖の岬』では逆恨みされる弁護士一家がかわいそうで仕方がなかったのだけれど、今回の弁護士ときたら、恨まれる確固たる理由があるじゃないか!家庭でも問題ありだし、狙われる隙がありすぎて、あまり気持ちが入>>続きを読む

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最初の方はしばらく、変なやつ観ちゃったかも…という気持ちだった。堕落した小汚いヒゲのおっさんが次々出てきて、この絵面で2時間耐えられるのかと…。
中盤から視覚的にはまぁ慣れて、はちゃめちゃな結婚式から
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キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

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笑えるかと言われればビミョーではありますが、普通におもしろかった。次から次へと、切れ目なく可笑しさを仕掛けています。
字幕はかなり少なく、それでも分かりやすいのはストーリーの明快さと、しっかり表現を含
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

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本当に恐ろしい高層ビル火災の話です。

キャストを見てのとおり、超超豪華な顔ぶれですが、残念ながらそこを楽しむ余裕はない。ジョン・ウィリアムズの音楽もオープニング以外全然耳に入ってこない。とにかく火事
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失はれた地平線(1937年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『ベルファスト』でおばあちゃんが若い頃に観たと言っていた映画。紛争下のベルファストで「シャングリラにはここからは行けない」と哀しそうに孫に語るシーンが心に残っています。確かに、辛い境遇にあるほど、シャ>>続きを読む

ワーズ&ミュージック(1948年製作の映画)

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ショーがたっぷりで楽しいはずなのに…例え演技であっても、うつ状態の人を見るのはきつい。
正直、まだミッキー・ルーニーの魅力がイマイチ分かっていないのですが、ハイテンションの後にどん底に落ちた表情をする
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ジェシー・ジェームズの暗殺(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

同じジェシー・ジェームズの話でも『地獄への道』とはだいぶ空気が違う。義賊的なところを強調して描いたタイロン・パワーのも見応えがあったけれど、精神が追い込まれていくジェシー・ジェームズも良かった。ブラピ>>続きを読む

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

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『俺たちに明日はない』と『気狂いピエロ』は、私の中で「ラストがショッキング過ぎてそれ以外はさっぱり覚えていない作品」として記憶されている。
久しぶりに観ましたが…分かっていてもあの終わりは衝撃的。一瞬
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バリー・リンドン(1975年製作の映画)

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結構な衝撃作でした。

うまく言い表せないけれど、つまらない話の読み聞かせを聞いているような、話は気になるけれど入り込めない。ずっとバリーさんの悲喜交々を見ているのに、なぜかストーリーの世界がずっと遠
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ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

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リメイク作品とオリジナル作品を両方観て、どっちも好き!と思えるのは私には珍しい。先に観たのを気に入っている時ほど、後に観た作品にがっかりすることもあるけれど、これはどっちも良かった。
ルビッチ監督のオ
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ウィンチェスター銃'73(1950年製作の映画)

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主役はジェームズ・スチュアートというより、ウィンチェスター銃かのように感じました。銃が持ち主であるべき人物を探し求めているような。
途中、呆気ない譲渡もあったけれど、銃が渡る先々でいろんなことが起こる
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