michiさんの映画レビュー・感想・評価

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人生は四十二から(1935年製作の映画)

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ヘンテコ邦題シリーズか?とタイトルが気になって観ましたが、なかなか良かった!
イギリスで執事をしていたはずが、主人に賭けの対象にされて、アメリカ人に雇われることになってしまった!というコメディ。
なか
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ピグマリオン(1938年製作の映画)

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『マイ・フェア・レディ』でおなじみのストーリー。
人が話す言葉を聞いて、発話からその人の出身地を言い当てることができる音声学者ヒギンズ博士と街で花を売るイライザの話。ひょんなことから労働者階級の言葉を
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

思い出話から。
この映画がおもしろいと聞いて、母と映画館に観に行ったのです。ディカプリオかっこいいし、音楽はジョン・ウィリアムズだし、楽しみ〜なんて思っていたのですが、チケットを買う段になって、母が急
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教授と美女(1941年製作の映画)

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自分の専門にどっぷりハマっているクセ強教授8人が辞典を編纂中。
まずこのシチュエーションがおもしろい。資金提供している財団にははやく終わらせるように急かされ、でも世の中が変わるにつれて書くべき内容も変
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西部魂(1941年製作の映画)

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開拓時代の大事なフェーズ「電信網の拡大」がテーマにあって、東西がしっかりつながろうとする時代の、典型的な「西部劇」。
アウトロー、銃撃戦、インディアンなど、典型的な西部劇要素もあるし、何より開拓ものは
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モンキー・ビジネス(1952年製作の映画)

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博士が若返りの薬を作り、アクシデントからその薬を大量に摂取してしまう話。図らずも飲み過ぎたら思ったより退行しちゃった!っていうトラブルの連続で、ギャグセンスに満ち溢れていて相当笑いました。
よくこんな
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三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

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クリスマス前に観ました。
見た目がばっちりサンタクロースのおじいちゃんがサンタを自称しますが、周りの大人は彼を頭がおかしくなった老人扱い。サンタは本物かどうかを最高裁まで巻き込んで争います。
私の中で
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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可愛らしいきれいな色のトレイラーを観てから気になって。空の水色と砂漠のオレンジをバックにカラフルな世界が映えてずっと観ていたくなる景色。

ストーリーは何のこっちゃ分かりませんでした。
劇中劇とそのバ
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群衆(1928年製作の映画)

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一介の市民、ジョン・シムズくんの半生。
生まれた瞬間に始まり、大事に育てられ、父親が亡くなり、夢を持って都会で独り立ち。デートして結婚して子供が産まれて…とよくある日々だけれど、幸せ絶頂の瞬間も絶望的
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ハワーズ・エンド(1992年製作の映画)

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このチームの映画が大好きなので、とても楽しみにしていた作品でした。
イギリスの風景、中産階級の人々を独特の世界観で描いていて、雰囲気は期待どおり!しかしストーリーはドロドロドロドロ…『モーリス』も『眺
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花嫁の父(1950年製作の映画)

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愛娘を嫁に出す父親の悲喜交々を描いたコメディ。女心なんて分からず自己中だし、だいぶ幼い思考だけど、娘を可愛がってその幸せを願っているパパを演じるスペンサー・トレイシーが可愛らしかった。
最初から最後ま
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ゼロの焦点(2009年製作の映画)

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2、3回観ているけれど、テレビでやっててまた観てしまった。松本清張とか横溝正史とか、つい惹かれてしまいます。
これはちょっと犯人分かるの早いけど。

戦後の混乱の中、過去を消したいとか、生まれ変わりた
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恋ひとすじに(1958年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大ブレイク前のアラン・ドロン作品ということで、美しさに癒されたい時に観ようと楽しみにしていました。
20世紀初めのウィーンが舞台で、なかなか良い雰囲気です。
美男美女の甘い恋に心ときめくのと束の間、後
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裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

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これ、「ジャンヌダルクの超クローズアップシーンご有名な映画」かと思っていたのですが、そうじゃなくて全体通してほぼほぼどアップの画でした。
それはもうすごい迫力で。
ジャンヌが処刑場に移動させられる時と
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

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「19人の男女が織りなす…」という筋書きを聞いただけで、わけ分かんなくなりそう…と思って長らく手が出なかった作品。
もう公開から20年もなったんですね。いろんな愛のエピソードが進行して、それらが最後は
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愛のアルバム(1941年製作の映画)

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レコード店の店員と客が恋に落ち、結婚して、家族になる話。あらすじにあったように「ハンカチ必須」というほどではありませんでしたが、不器用ながら一生懸命な夫婦に心がじんわり温まるなるような作品でした。
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影なき男(1934年製作の映画)

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シリーズ作品とは知らなかった。続きも観たい!でも残り5作は配信されていなそう…

探偵ものだけど、アリバイとかトリックがどうこうじゃなくて、引退したのに巻き込まれて仕方なく事件を解決しようと頑張っちゃ
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

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うまく言えないけれど、嫌な気持ちになる映画だった。
監督は日本をバカにして作ったわけではないみたいだし、むしろ親日家を謳っている彼女はリスペクトを込めていただろうから、なおさら気分が悪い。
でも、これ
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

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今回の舞台はパリ。前作以上に二人ともよく喋る喋る!
前作最後の約束は『邂逅』のような結末を迎えていたのですね。会えなかった9年分をすっかり埋めるほど、話さないといけないことは全部伝えあったんじゃないで
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三つ数えろ(1946年製作の映画)

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私立探偵が将軍に呼ばれ、娘に絡んだ脅迫の相談。頭がおかしそうな次女とツンツンして面倒くさい長女に、使用人が消えたとかきな臭い話が取り巻く。

雰囲気は大好きなタイプのノワールでしたが、話が難しすぎる!
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ホリデイ(2006年製作の映画)

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全く記憶にないのにいつの間にかIMDbのウォッチリストに入っていて常にオススメされていた作品で、そんなシーズンになったら観ようと思っていました。

「ホーム・エクスチェンジ」というカルチャー?を知らな
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ファニー・ガール(1968年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ウィリアム・ワイラー監督のミュージカル映画。単なる舞台女優の成功物語ではないドラマがありました。
正直、最初はファニーのわがまま娘ぶりが不快で、二時間半もこれ観るのか…とうんざりしていたけれど、初めか
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高慢と偏見(1940年製作の映画)

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「高慢と偏見」の最初の映画化作品。エリザベスとダーシーの関係をメインに作られていました。
元のプロットが好きだし、これはこれで楽しんで観ることはできましたが、全体的にマイルドな印象。
それぞれの強烈な
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恋をしましょう(1960年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

イヴ・モンタンとマリリン・モンローのロマコメで、マリリンがかなり調子を崩していたこともあって公開当時はあまり評判がよろしくなかったらしいのですが、笑えるストーリーに聴かせる楽しい歌もたっぷりで満足の作>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

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ロビン・ウィリアムズが先生だったら絶対良い話だろうなと思って観てみました。
『モナリザ・スマイル』と同じような設定で、伝統的な学校で自分の人生を自由に生きることを説いているから、現代的な価値観に近いの
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黒蘭の女(1938年製作の映画)

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南北戦争直前のニューオリンズが舞台。『風と共に去りぬ』を意識して作られた作品らしいですが、本作のヒロインはスカーレット・オハラと比べ物にならないくらい大馬鹿者だと思いました。どこまでも「自分のわがまま>>続きを読む

狩人の夜(1955年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

お金が欲しいサイコパスがお金のありかを知る子どもたちを執念で捕まえようとするストーカーストーリーかと思いきや、最後は「貧しい子も逞しく生きよ」みたいな話になって何が言いたいのかよく分からない作品でした>>続きを読む

情婦(1957年製作の映画)

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原題『The Witness for the Prosecution』が『情婦』になったということは、この女がキーなのか…?と思いながら観ていましたが、最後の畳みかけるようなどんでん返しにびっくり。で>>続きを読む

地上より永遠に(1953年製作の映画)

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軍には上司の妻と不倫する人、商売の女性と本気の恋に落ちる人、暴力沙汰を起こす人、部下を虐めることに躍起になる人…いろんな人がいました。規律で統制されているように見えて、実際は閉鎖的な人間の集まりだから>>続きを読む

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

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ジョン・ウィリアムズの中でも、このテーマが一番好きです。本当に大好きです。あまりに素敵な曲過ぎて、この映画にもったいないんじゃないかと思うくらい。
正直、映画作品自体はそんなに好きではないのです。恐竜
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極楽特急(1932年製作の映画)

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ルビッチ監督の作品との相性は未だによく分からず、すごくおもしろいと思うものと、寒いと感じるものがあるんですが、これは楽しかったです。
しかし、タイトルから想像する列車ものの面白さは一切ないので、タイト
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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落ち目のスター俳優を演じるディカプリオと、そのスタント兼相棒的なブラピのバディものとしても楽しめるし、昔のハリウッドや行き過ぎたヒッピー集団の様子など、脚色はあれど知らなかった世界が垣間見れておもしろ>>続きを読む

ジェイン・オースティン 秘められた恋(2007年製作の映画)

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ジェイン・オースティンの作品を観ているのか、伝記を観ているのか、途中までほんと混乱してきた。あまりにも「高慢と偏見」とかの世界観そのままだったから。
でも、結末は違う。みんなが幸せな結婚に落ち着く作品
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卒業白書(1983年製作の映画)

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『ホーム・アローン』はちびっこが奮闘するからかわいいのであって、性に目覚めた高校生が両親が旅行の隙にヒャッホーイってしちゃうと痛々しいしアホらしい。
「地下鉄ラブ」してる間に家具全部盗まれるってどんな
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モナリザ・スマイル(2003年製作の映画)

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女性の幸せとは?と考える作品。
夫を支えることこそが女性の勤めで幸せという考えは、当時はどれくらいの人が心から納得してしたんだろう。一方で、現代でキャリアを捨てて家庭に専念したい女性はどれだけ世間に受
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ゼンダ城の虜(1937年製作の映画)

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このお話知らなかったのですが、7回も映画化されているんだとか。親戚がひょんなことから王様の身代わりになって戴冠式に出たのをきっかけに、その許嫁と良い感じなるラブストーリーと、なんと王様は腹違いの兄弟に>>続きを読む

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