ジョウ

映画 おそ松さんのジョウのネタバレレビュー・内容・結末

映画 おそ松さん(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

巨大企業の創立者夫妻は、松野家の兄弟たちの顔が亡くなった息子にそっくりだと言い、兄弟のうちの一人を養子に迎える意向を示す。裕福な暮らしを夢見る兄弟たちは各々自分磨きを始めるが、それがきっかけで皆、恋やビジネスなどにのめり込んでいく。「物語あるある」展開が各人ごとに発生し始めて、収集がつかなくなってきたところに、「物語終わらせ師」を名乗る3人の男が現れる。彼らは「物語の終盤によくある展開」を起こすことでそれぞれの物語を終結させようとするが、かえって相手の物語に吸収されていき、次第に現実が書き換えられていく。変えられた現実によって物語の整合性が取れなくなり、養子の話どころか巨大企業の栄華すらなかったことになったため、松野家の兄弟たちはしぶしぶ実家に戻る。

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設定自体は「なるほどそうくるか」と思ったし、物語ごとに映像の質感が変わって面白かったけど(ふわふわキラキラしたエモい最近の恋愛映画風、はぐれものたちが集まる詐欺集団のド派手アクション映画風、昔の日本映画風など)話が長すぎて間延びした印象。それぞれの物語が展開していってカオスになってからが長いので正直飽きる。45分くらいでよかった。
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