峰不純子

SHADOW MAN 〜シャドーマン〜の峰不純子のレビュー・感想・評価

SHADOW MAN 〜シャドーマン〜(2017年製作の映画)
2.5
田舎町を舞台にした都市伝説?ホラー。

心機一転田舎町に越してきた医者の主人公一家。
幼い息子は部屋に知らない誰かが現れて森にある廃トンネルに呼び寄せられているらしいが、親達はイマジナリーフレンドだろうと取り合わない。
町では過去にも子供が行方不明になる事件が度々起きているらしい。
次第に主人公も何かが部屋に現れる夢を見るようになる…。

良くも悪くも凡作。
実際にある都市伝説だかを基にしているからなのか、似たような話はほかにもあって新鮮味は無いです。
今作も何か得体の知れないものが知らず知らずのうちに近づいているという不穏さはあるものの、後半まで具体的に暴れ出さないので、やや淡々としていて退屈かも…。
やっと色々暴れ始めたと思ったら肝心なクライマックスを見せてくれなくてガックリ…。

これはテレビ用の映画なのだろか?
手堅いつくりでそれなりに見ていられるけど、映画としての面白さはない気がしました。
ホラー初心者にはいいが、ホラー愛好者には話も演出も平凡すぎて物足りないと思います。

それにしても、愛してると散々言うわりに大人はいつも子供の言うことを信じないよね。
峰不純子

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