このレビューはネタバレを含みます
新作なのでネタバレありで。
まさかの続編。
前作は映画で観て、笑わせてもらったのですが、こういうのは２になると失速するから大丈夫かなぁと思いながら映画館へ足を運んだ。
ちゃんと面白かったです。安心した。
物語は埼玉に武蔵野線を通すため、しらこばと水上公園を作ることに。
その砂を取るため、和歌山に向かったところ、そこは大阪・京都・兵庫により支配された場所であったという話。
なんとなく滋賀県が舞台なんだろうなぁって情報しか入れていなかったので、ハードルは下がっていたのかもしれないけど、笑えたし十分楽しめた。
敵役に片岡愛之助、藤原紀香、川崎麻世が出ていて、演技が濃くて濃くて楽しそうで何よりって感じ。
大阪府は地下で白い粉（こなもん）を製造していて、それを食べることで関西人みたいになってしまうみたいな展開あるし、出演できなくなった伊勢谷友介いじるし、なかなか攻めていてよかった。
前作同様、各県の有名人対決もあり。
藤原紀香がかなり犠牲になっていたと思います。
今回も現実パートがあって、大宮と浦和の確執をフューチャーしていて、ウケた。あれ埼玉県民あるあるなのだろうか。
お母さん役の和久井映見、めっちゃおばちゃん感出ていて、あれ役作りだったら凄いと思う。あとお父さん役が誰かとおもったらアキラ100％だった。演技上手ね。
でもある程度土地感とかが分からないとネタが拾えずぽかんとする点もあるかも。
映画館で２回観たいとは思わないけど、配信とか出たら家で酒飲みながらゲラゲラ観るのに適した映画だと思います。
気になったらぜひ。
