柊

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~の柊のレビュー・感想・評価

3.4
暇つぶし。
1より評価が若干高いのは、ネタが埼玉のローカル性に比べると、誰もが知っているのでわかりやすかったから。
ものすごく出演者が多いけど、見て一目でわかる人は出て得をしてるし、楽しそうにバカやってるけど、エンドロールで名前見て、え?どこにいた?的な人はちょっとお気の毒。
まぁ元々がそれくらいの存在なのだとは思うが。

1番大好きなご当地出身者対決。関西のメジャーVSマイナー対決…明らかにマイナー不利だ。笑
そして誰もがどこかで出ると期待させてのあえての西川貴教の扱い。やっぱり人的宝庫の大阪、京都、神戸(あえての)には和歌山、奈良、滋賀では太刀打ちできんでしょ。飛び道具にされた藤原紀香はこの脚本に納得したのか?まぁ本人にとってはここで爪痕残す方がぜったい得だもんね。産地偽装なんて美味しすぎる?
関東での北関東の扱いも酷かったけど、関西でのマイナー三県の扱いも徹底的に酷いが、近くじゃないからそれ程?三重が中部に逃げた?笑いました。

あの見た目の近江兄妹にも笑った。観客がもう少なくなってるから、笑い声も感じられずちょっと寂しい。
今回のMVPは文句なく飛び出しとびた君と愛之助だね。
GACKT調子悪かったのか?何か今ひとつ。それに比較すると、出番が少ないながらきっちり仕事した二階堂ふみはさすがです。
高評価の杏だけど…私的にはそれ程。何か中途半端的な?高橋メアリージュンの方がビジュアルでは優っていたと思うし、時々セリフ回しが渡辺謙化してた。

また観たいか?と言われたらいやもういいって思うけど、何事も振り切るとそれはそれで楽しい。そんな作品ですね。魔夜峰央先生もきっとお喜びかと。
柊