【群を抜いて下手】
年間ベスト級。
「どうでもいい人への愛」をテーマを描いた作品。
グサグサと突いてくる会話劇が面白い今泉監督と、ピンク映画に定評のある城定監督が創りだす企画シリーズの一本目の作品。
今回は、脚本を今泉監督、監督を城定監督。
結論から言うと最高に面白かったです。
両監督の持ち味が良い化学反応を起こしていて素晴らしい作品に仕上がっていました。
予告やポスタービジュアルでは想像出来なかった展開に想像を上回ってきました。
あんなに劇場で笑いが起きるとは思わなかた。
なかなか濃厚なセックス描写もある。
誰しも恋愛のリアルな滑稽さを自分に重ねれることができる作品になってました。
そして、何と言ってもキャスト!
特に今最も波にのっている河合優実の存在感は素晴らしかた。
個人的には中島歩が最高でした。
今月には、今回は、脚本で城定監督、監督で今泉監督作の『猫がにげた』が公開される。
これも楽しみ。