ところどころ笑えたし、面白かった。
けど、なんかいまいち好きになれなかった。
理想すぎるというか、都合良すぎるというか。
中島歩、河合優実、向里裕香など好きな俳優さんばかりで、皆演技が良かったけれど。
片思い、肉欲、打算、息抜き、恋慕、恋に恋する、などなど。
様々な愛のかたち?
愛なのか?
多田は岬の思い描く理想の多田であり続けられるのか?
振られた相手から連絡が来て、浮気した配偶者に対する仕返しのために一回だけ
セックスしてとお願いされ、気持ちよかったからもう一回って…。
そんな世界あるのか?
非現実さの混ざり具合に、あまり話にのめり込めなかった。
亮介が美樹にセックス下手と打ちのめされたのは気持ちよかったけど笑。
今の恋する気持ち、誰かを愛する気持ち、好きという気持ち、自分の心、御心に従って生きていく。
ていう話?
愛?なのに、登場人物たちの心に愛を感じられなかった。
これは愛なはずなのに。
自分の何かを、誰かを愛する気持ちとはどういうことなのか。