季節

愛なのにの季節のネタバレレビュー・内容・結末

愛なのに(2021年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます


「幸せになって欲しい」
という言葉が上手く伝わらないところが私と同じで苦しくなった
好きな人、大事な人にはみんな幸せになってもらいたい、ただそれだけだ
幸せになってほしい この言葉が他人事に聞こえてしまう人の方が多い
ただ、私は好きで大事だから幸せでいてほしいだけなのに。その中の幸せに私が入れたら私はもっと幸せになれる
この感情が私だけじゃなくてよかった

愛と言うよりは誰かの好きという気持ちを適当に扱ったり、好きと言う気持ちを利用したり、どこが愛なんだ~と思ってた
愛と好きは全く別の気持ちであり、別の場所にある気持ちだと私は信じているので、好きと嫌いという感情の方がどちらかと言えば近い距離にあるような感覚

好きと嫌いのようなその場の、一時の感情のまま、初期衝動のままは あたたかさや、相手を受け入れようとしたり、日常的にある愛とは真逆なもののように改めて思った

少しずつ、好き を通して愛になった
好きを受け入れたり、相手を思う気持ちが伝わったり、好きという気持ちを尊重したり

感情に素直で、好きが悪い意味でも、もちろんその意味のままでもたくさん出てきた
好きという気持ちをぞんざいに扱わずに終わり、人間らしさがとてもよかった ありがとう~
最後の夫婦茶碗最高

映し方や、時間の流れとても好みでした
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