このレビューはネタバレを含みます
『街の上で』を序盤で頓挫したため、今泉力哉さん作品のリベンジで見た作品。
登場人物はバカと、セックスが下手な男にセックスが好きな女、そんでもってセックスに目覚めた女。
ラブレターの女子高生もいるって?
あれはただストーリーを進めるための舞台装置では?
最後に両親を登場させてそれっぽく結末はつけたが…。
僕は物語シリーズの登場人物、臥煙さんの「誤解を解く努力をしないというのは、嘘をついているのと同じなんだよ」というセリフが好きなのですが、まさにそう。
本当に愛を守りたいなら「愛を否定するな」とか「プライバシー」とか言う前にやることがあるだろ。と、現実的に見てしまった。
多分僕は、今泉力哉作品の男が嫌いなのかも…。