もげちゃん

愛なのにのもげちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

愛なのに(2021年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

瀬戸康史が「最悪だ」と嘆きながら好きだった女と寝るシーンだけが最高だった。
瀬戸康史がクズっぽい演技するの、キラキラ王子様時代からずっと見てた身としては複雑な心境だけど、だがそれがいい。


冒頭から女子高生が31歳に結婚を迫るなんてファンタジー過ぎて早速むり。頑張ってみたけど、ずっと設定がありえな過ぎて入り込めず。女子高生に結婚を迫られる、31歳古本屋経営者、が、昔のバイト先の結婚を間近に控えた女、から、夫に不倫されて不倫する側の気持ちを知りたいから抱いてくれと迫られ、て、葛藤しながら行為をして、女は無事結婚し、主人公は女子高生と円満に終わる(?)

なにこれバッドエンドじゃん。

結婚式の打ち合わせ中に夫がウェディングプランナーと不倫なんて本当にあるの?でも結婚式準備夫が妻に任せきりで喧嘩になるシーンはめちゃくちゃ分かる…になってしんどかったし、ほないこかが不倫されて「悲しみや絶望や背徳感を理解したいから他の男に抱かれてくる!」という選択をして、夫がセックス下手だったことに気がついたけど結局結婚するところとかはリアリティみもあってよかった。




監督がピンク映画をよく撮る人だからこんな濡れ場が多いのね〜?なんか憧れと妄想を詰め込みました〜てへへ!みたいな映画でした。今泉力哉脚本は、もっと情緒を大事に描ける監督とタッグを組んでもらいたいな。

最後の手紙のお返事のところ、すっごく言葉に言い表すことのできない気持ち悪さがあるな。結構、気持ち悪い映画に分類しちゃう。