笑いのカイブツのお隣のシロのレビュー・感想・評価

笑いを極めた男の全く笑えない人間ドラマ
邦画としては涙や汗は控えめにした引き算の様な脚本と演出ながらも苦しさや辛さそして痛さが強烈に伝わる作りだった
コミュ障を通り越して人付き合いに問題しかない社会で生きていく事すら難しい主人公
お笑いの才能があっても社会で生きていくのは難しい、でもそれが社会なんだよねと厳しく突きつける反面、才能を認める優しい人達も居るバランスが丁度よく描けてる
そういう人達も居てある意味社会は回っているんだよね