このレビューはネタバレを含みます
地獄の、いや、至極のホラー体験。
ドキュメンタリー調で見せるリアル感。
お決まりだけど怖すぎる暗所カメラ映像。
憑依してるようにしか見えない演技。
地鳴りのような音響効果。
全てが揃いに揃って不気味さを盛り上げる。
映画だから大丈夫と思って観ていたんだけど、途中から、あれ、これって見ていいやつなのか…？と思うくらいリアルで。。
めちゃくちゃ良くできているからこそ、もの凄く怖かった…。素晴らしい。
祈りの先に、救いはあるのか…？
あのラスト以上に怖いものはないでしょう…。今日は多分眠れません。
5年前、シネマート新宿で観た「コクソン」の時と同様、背中がソワソワする感覚で帰りました…😇
ホラー好きな人は、ぜひ観て欲しい！
ネタバレ感想▼
まずはじめにゾッとしたのは、ミンが車に乗って窓ガラスに頭をもたれてかけているシーン。彼女は暗い表情なのに、窓ガラスの顔はニヤリと不気味に笑っていた…。
最後、ミンの父親の家系が昔、首切り(処刑人？)だったことで斬られた者たちの恨みが原因でミンが呪われたことが分かる。
他の植物や動物らがその「復讐心」に集まってきた悪霊だということ。
ニムが最後のインタビューで、女神を感じない…と嘆いたことから、悪霊はいるが、神はいるかどうかわからない。。という恐ろしいメッセージと共に幕を下ろす。
怖すぎる…！！
