これでもか！ってくらいの絶望の連続を噛み締めたい方は必見！
それくらい胸クソ度、救いない度はド級な一本でした！！
胸糞すぎて低評価付けたいけど、ホラーってそう言うもんだしなと思い留まりたい気持ちも半分…
にしてもPOV131分は長すぎるって！
ストーリーは
祈祷師のインタビューをしていると、たまたま神の啓示による代替わりの現場が撮れそうだから密着してたらトンデモねぇ事になったゼ！！
って感じ。
謎を解いたり、登場人物が成長したり、面白いキャラを動かしたりは特にしない上に、グワングワンとカメラが動くPOVホラーで120分以上は人を選びすぎますよ…
姪の身に降りかかる災難を撮り続けるシーンとかもホラーとしての抑揚に欠け、エクソシストっぽい展開の連続にちょっと飽きが出ちゃいました。
家族も呑気すぎんだろお前ら。とっとと部屋に鍵をしろ鍵を！！
それでも、暗闇からぬるっと出てくるシーンなど姪役の子の不気味演技は良かったですね！
日本のモキュメンタリーホラーやアメリカの悪魔祓い系映画の系譜などをミックスし、土着の神の得体の知れなさなどお国柄を反映した恐怖を乗せた本作に新鮮さを感じたのは確かです。
ニムに待ち受けている展開についても度肝を抜かれましたよ…！
ラストの余韻も悪くないです。
にしてもなぁ〜
あれだけ悪魔祓いに向けて盛り上げて盛り上げて、さてどんな阿鼻叫喚が観れるのかと期待してた後半が、無能によって台無しってのが心底ガッカリしました。
これに関してはガッツリネタバレなのでコメント欄に備忘録として書いておきます。
POV好きとしても物申したい部分もあって
撮影クルーが空気すぎ問題が気になり過ぎました。
カメラマンが密着してるのに家族はカメラなんか初めから無いかの如く心情を吐露したり(そう言う時だけ無駄に隠し取りっぽいんですよね〜どんだけクリアに音拾えるマイクだよって)、POVを半分諦めたような謎カメラアングルやカット割が連発したりと都合が良すぎです。
これならPOVでやる必要あったかなと。
カメラマンが後半で増殖してたのは笑いました。
お前らそんなにいたんかいっ！
