女神の継承のコミヤのレビュー・感想・評価

モキュメンタリーとして精霊の加護を受ける巫女に密着取材する体裁が、気が付けばホラーゲームのような地獄の様相に。没入感が高くて忘れてしまうが、時たまカメラマンに干渉してくる人がいてそれで我々も当事者なんだと実感できる。祈りの先に救いはあるのか、そもそも神や精霊は存在するのか。禁断のテーマなような気がするけど、最後のニムのインタビューがそれに対する一つの考え方としてすごく印象的だった。