見終わってもまだ心臓がバクバクしてる。。
不覚にもめちゃくちゃ楽しめました。正直、スラムダンクはにわかですらない無知でしたので山王戦はアニメも原作もほぼ見たことがない。それでも十分面白かった。登場人物に関して、今作の主人公りょーちんが良い仕事をしていたと思います。他のキャラクターと比べて、良い意味で普通さが感じられ、兄との関係性も背景として感情移入しやすかったです。
試合描写がだんだんと粗くなり、一コマずつ力強さと熱量が加速していく様には、まさに心臓がギュッと鷲掴みされていきました。試合最後の数秒は呼吸することすら忘れて、息が止まりました。。
無音になったとき、場内も何一つ、誰一人として物音を立てることなかった。
あの瞬間、観客全員がシーンのすべてに魅入っているんだ、と直に感じられました。アニメーションでありながらも、生の試合を観ている感覚だったと思います。
後日談のシーンも好きな演出です。ああいうのは何だか涙が出ちゃいます。。
きっかけはオープニングのThe Birthday目当てでしたが、全体的に音楽の使い方が良かったです。何かが始まる、動き出す感じがドンピシャだったなと。
なんとなく、バスドラムの音の雰囲気ってバスケのドリブルと似てるような気にも。。
もしかしたら個人的に今年一の映画かも?
職場の同僚がバスケ観戦にハマって、今度Bリーグ観に行こうよと誘っていたから本当の試合も観てみたくなりました。