このレビューはネタバレを含みます
スラムダンクノータッチで生きてきたことを年末に上司に溢したら「?!…どうやって生きてきた…?」と引かれたのをきっかけに映画に連れて行ってもらうことに。
ヤンキーがバスケして超強くなる話だっけ?みたいなうっすい前情報で臨んだら、オープニングの時点でもう心を奪われてしまった。
井上先生がまっさらな紙に鉛筆を走らせる音、そこにベース音が重なりThe birthdayが掻き鳴らすギターと歌声が胸に響く。次々とその命が立ち上がってきて、並ぶ強そうなバスケマン5人。もうこの時点で目をかっぴらいてた。
そこからはあっという間の2時間。彼らは確かにそこにいた。圧倒的な試合を見せてもらった。
私の心のスピードを次々と追い抜いて駆けていく描写。一瞬しか映らない絵にかける魂。ものづくりの奥深さを知った。
あの臨場感、たまらん。2回目鑑賞してもうすぐまた観たさが襲ってくる。
先輩に借りた特別版コミックスを読んで、さらに気持ちが昂る。「3周してほしい」と言われている。
劇場でこの作品を観られるのはあとどれくらいか…後悔しないくらい、観に行くと決めた。