このレビューはネタバレを含みます
スラムダンクど真ん中世代で、中学生の時にジャンプで読んでました。
ただ、細かなシーンの記憶はない状態での視聴です!
結論としては、
「めちゃくちゃおもしろい!!」です!!
原作を完全には覚えてない私で4.5点。
全く予備知識なしだとしても、4.2は取れる作品だと思います。
原作ではそれほどメインではなく、シリアスとは対極そうな宮城リョータの視点で、なぜかかなりのシリアス路線、というのが最初は違和感ありました。
しかし、バスケシーンの映像技術のすばらしさ!迫力!演出!が神がかっており、まさに息を飲むシーンの連続です。
試合のシーンの間に、リョータの悲しい過去が流れ、三井との出会いなども挟みつつ、リョータ視点の各キャラのバックグラウンドが描かれます。
桜木は今回主役ではないですが、その存在感はやはり圧倒的で、ムードメーカーでもあり、試合の流れを変える重要なキャラとして描かれているのがいいですね!
ルカワとの仲の悪さとその味も描かれてはいるのですが、さすがに初見の人にどこまで伝わるのかなって感じです。
とにかく、終盤からラストに向けての試合シーンの演出が尋常じゃなく素晴らしくて、最後は映画館全体が張り詰めた空気に覆われ、まさに息をするのも忘れるくらいで、こんなことは初めてでした!!!
ラストはリョータが渡米してるのにびっくり!
ルカワは?桜木のケガは?といろいろと気になります。
これは続編ありそうな予感がしますね。
陵南戦を舞台にルカワ視点で仙道と対決なんかもいけそうですし、
いっそうアメリカ編でルカワや花道、ゴリを登場させるってものありかもと思ったり、、、ww
このままで完成度の高いリメイク映画としてもいいのですが、さすがに100億円突破してしまったのですから、続編はやらざるを得ないでしょうねぇ〜(^^)
とにかく面白い映画で、ジャンプのスポーツ漫画にありがちな、ありえない特殊技を使わない、ガチのスポーツ漫画で、ここまで引き付けられるってのはすごいです。
そして、あんなに息を飲み、映画館全体に緊張感走る「静寂な時間」が流れる映画を私は知りません。
まだ公開してるので、ぜひとも見に行きましょう!!!