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東京画 2K レストア版のnagaoshanのレビュー・感想・評価

東京画 2K レストア版(1985年製作の映画)
3.9
ヴィム・ヴェンダース監督作品!

ヴィム・ヴェンダースレトロスペクティブ⑤

ヴェンダース監督、小津監督の墓参りに行く。

『東京物語』のモノクロ画から始まるヴェンダースの東京物語。

最小クルーが同行して85年の東京の街を映していますがかつての東京のら面影はもうない…
ヴェンダース監督はどちらかと言うと小津監督が描いた日本人・精神性をさらっと本作で描いてあるように思う。

小津監督の墓に名前はなく〝無〟と一文字が刻まれているのみ。
笠智衆さんの小津監督と思い出や小津監督作品の名キャメラマン厚田雄春氏の逸話が非常に興味深かった。

盟友ヘルツォークとの東京タワー🗼での再会、辺境で作品を作っていた当時のの心境も語られていてこちらも貴重だったし…

小津監督のどこに惹かれるのか?大好きな汽車🚂の話もヴェンダース監督の小津監督愛の敬愛の念が聞けて良かったです♪

良か映画!
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