ここ3年ぐらい毎年のように鑑賞してる。ありがとう、再上映
冒頭の詩を読む中で自然と歌を歌うように変わっていく感じ、とてもNHKEテレアニメ的な感じがして良いです。
ああいった会話が民謡歌に変わりかけるような感じが全編を包み込んでるこそ、少し子供向け的というか、幼い気持ちに戻りたい人向けな映画になり得たんじゃないのかと思ってしまうよね。
本編自体は少し難しい内容。
しかしその難しさを映像的美学で心地よい作品に仕立て上げてるのでとても見やすい。これぞミニシアターって感じだね。
落ち込んだ人たちの頭の中で紡がれる詩を天使経由で知っていくというか、撮影の浮遊している感じを通しているお陰で落ち込まずに見られる。
鑑賞後も3mmほど浮いたような、体重が軽くなった気分になる。
浮いた距離はドラえもんみたい。久々に藤子作品読んだ気分に近いね。
