ヴェンダース レトロスペクティブにて6本目。
(年越さずに書いちゃいたかったのに年越してしまった無念…)
"ファッションや文化にお金や情熱を注ぎ込まなくなった"
パンフにあった国立新美術館主任研究員の方の言葉に少なからず思いあたることがある身としては、この作品を観てる間中、とても贅沢なものを見てる気分になった。
その服を着ることによって、どう見えるのか、揺れる服の袖の美しさにこだわるということの、心の余裕というか美意識のありようが、とても羨ましいくらい贅沢なものに、そのくらい"ファスト"に自分が浸かっているんだと感じたのでした。。