◎あらすじ◎
20歳のころ不治の病にかかった女性、まつり。彼女は同窓会で生きる意味を見失った男性、カズに出会い惹かれ合う。失っていく時間の中、2人の選んだ道とは。
◎感想◎
四季の移り変わり、こだわったと言っていただけに本当に綺麗。言葉も時間の流れも丁寧に描かれていて命と時の儚さを感じた。
自分語りになってしまうけど…。
私も余命はないけど不治の病を持ってる。「可哀想」って言われたくないから、家族以外には言ったことない。薬飲んでたら”普通”に暮らせるし。でも一生抱えて生きていくって考えてたら、生きる意味を何度も見失った。カズくんと同じことをしようとしたこともある。そんな中、大切な人たちと過ごしながら何とか生きてきた。
でもさ、病気があるなしに関わらず、人はいついなくなるかわからない。伝えたいことは伝えたい時に言わないと、会いたい人がいるなら会えるときに会わないと、もう二度と伝えられないし会えないかもしれない。
この映画から教わったことは
「大切な人を大切に」
「後悔のないよう”今”を大切に」
ということ。