生きることを諦めようとした2人がお互いの生きる理由になって死が近付く恐怖から逃げずに生と向き合う姿、その2人を支える家族と友人の愛、四季を丁寧に追いかけた透明度の高い映像。
美しすぎて苦しかった。
監督、スタッフ、キャストがこの映画を本当に大切に思っていることがひしひしと伝わってきて、そんな作品に出会えたことが幸せ。
「私たちってどっちが可哀想なんだろうね」
「愛するひとに出会えるって奇跡みたいなことだからね」
「私も頑張るからさ、もう死にたいなんて思わないでください」
大切な人が5年生存率50%って宣告されて「まだ死にたくない」って初めて泣いてる姿をみたときのこと、多分一生忘れられそうにないな、いつかお互いの決断を認められる日がきますように。
