「宇宙でいちばんあかるい屋根」や「新聞記者」「ヤクザと家族」の藤井道人監督の作品なので期待が大きかったが外れてしまった。
菅田将暉と小松菜奈の「糸」、清原果耶と佐藤健の「護られなかった者たちへ」など、時の有名人が主役の映画は多いが、物語の展開がしっかりしているとその人物だけに目がいくことはないが、物語のベースが定まっていないと映画の世界に入り込めない。
新型コロナ感染防止のため300席の半分の入場制限だったが若者で埋まっており、泣き声が多く聞かれたので、それなりに感動を与える映画だったのだろう。
