このレビューはネタバレを含みます
記録
◯感想
すごく感動した。まつりちゃんを演じる小松菜奈さんが、まつりちゃんが病に侵される中で痩せていって、女優さんも命をかけて演じているんだと感じた。
もし自分が余命10年と言われたら、家族・好きな人がそう言われたら、と考えるとまつりちゃんも和人くんも、ご家族も全員の気持ちが感じ取られた。
死ぬということを理解して、残りの人生に期待をしていなかったまつりちゃんが、大好きで大切な人に出逢い、生きたい!死にたくない!と思うことができて本当によかった。
愛する人がいるってすごく幸せなこと。そしてお互いに愛しあえるって奇跡。自分に大好きな人ができた時には心から大切にしたいと思う。
まつりちゃんはすごく強くて優しい人。だからこそ、自分の死が大切な人たちを苦しめないようにしたいと思ったんだと思う。人に優しくありたいと思わせてくれた。
◯どこが面白かったのか
和人とまつりちゃんが出逢った時は、和人は人生に彷徨っていてやつれていたから痩せていた。まつりちゃんはまだ元気だった。病が進行していくとまつりちゃんは衰弱し、逆に和人は彼女に出逢ったことによって人生が明るく変わり生き生きとしていた。
時の流れを物語だけでなく、体型で実際に体現している俳優さんが本当にすごかった。
また、友人役の山田裕貴さんと奈緒さんも溶け込んでいて、本当にこういう優しい友人いると感じられた。