🏀NBA史上最悪と言われる、観客を巻き込んでの乱闘事件「パレスの騒乱」。
この事件の真相を探るドキュメンタリー。
コレをとり上げるのか‥やるな、Netflix 🤔
構成としては、インディアナの選手視点での振り返りが主だけど、そっちに偏るというよりは、選手たちが一方的に悪者にされたのを一旦元に戻そうという冷静なスタンスを感じる。
そうやってできるだけフラットな目線で見ても、選手がお客さんに手を出したのは、やっぱりよくなかったと思う。
ただ、💩みたいな観客や、したり顔で誰かを叩きたい人や、組織の体面や‥いろんな要素が付加されていることもよく分かった。
特に、マスコミの情報の切り取り方とか、正義を振りかざして誰かを叩きたがる姿勢については、気をつけて冷静な目で見なければと、最近いろんな場面でよく思う。
ちょっとネタバレなので最後に。
▽▽
この事件の主役とも言えるロン・アーテスト、この後インディアナを離れて後にLALで優勝。その直後のコート上のインタビューで言った言葉にはグッときた。
ジャーメインたちと優勝するはずだった
インディアナの皆と一緒にね
でも俺は彼らを裏切った
彼らといると自分が臆病者だと感じる
そして俺だけ優勝してしまった
いちばん喜んでいい瞬間に、昔の仲間たちを思ってこの言葉を言える‥。
良くも悪くも真っ直ぐな人なんだなと思う。