無知、そして無垢ゆえの純粋すぎる狂気。それがじっくり、しっとりと静かに描かれた作品だった。「イノセンツ」というタイトルがすべてを語っている。
単調な作品であるもののどこか夢中になるというか、惹き込まれるものがあって。途中で飽きることなく最後まで集中してみることができたからその脚本力に脱帽。この子達はどんな結末に向かうのか、そこが見ていて興味深いし、なにより4人の子供達の演技力が素晴らしい!聞きなれた言語ではないから、十分にその演技力を体感できたといわれたら難しいけど、慣れないながらもその演技力は確かなものだと思わされた。すごい...
グロいシーンが多いわけではないし、グロい部分がクローズアップされるわけではないけど、日常生活で目撃してしまいそうな、リアルなグロがある。きつい人にはきつそう。