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呪術召喚/カンディシャのCHEBUNBUNのレビュー・感想・評価

呪術召喚/カンディシャ(2020年製作の映画)
3.5
【フランス団地ホラー、物理攻撃の呪霊現る】
試写にて観賞。『屋敷女』監督が放つフランス団地映画。元カレから暴行を受けた女性が呪霊を召喚するも、あまりの強さに封印を試みる話。特級過呪怨霊・祈本里香のように物理攻撃を仕掛けるカンディシャをCCさくらの要領で封印しようとしていて面白い。

真面目な話をすると、人種を始めとするフランスの隠された側面を魅せていく団地映画のフォーマットで移民の停滞する人生や暴力に苦しむ女性の怨念をユニークに表現していたところが良い。そして、暴力の暴走を止めるために一丸となるプロセスも強いメッセージ性を感じた。

5/11レンタル開始
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