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死刑にいたる病のIPPOのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
4.5
久々に面白い日本映画を観た。
満足だ。グロさが韓国級で良し。
阿部サダヲ主演、もしくは岡田健史とW主演のように映るけど、正真正銘待望の岡田健史主演作。ついに来た。

最後までたるまぬ緊迫感。
Fラン大学生の憂鬱とサイコパス。

阿部サダヲと岡田健史の共演シーンは全て拘置所の面会室。2人の表情をガラス板に重ね合わせる演出が見事。

ミポリンが見事。
岩井志麻子も見事。
ブルゾンちえみの後ろに居た元芸人の彼も見事。
所々阿部サダヲが芸人の永野。
お父ちゃんがビールを飲み干すシーンが一番見事。
後半少しずつオスが芽生え始める岡田健史の艶かしさも凄く良い。

最後の最後30分、チープに着地した感もあるがトータルはかなり好みでした。

しかし…なぁんでやっぱり岩田剛典使っちゃうかなぁ。あの役は彼じゃないよ涙。個人的には井之脇海か杉野遥亮を使って欲しかった。

やっぱり思っちゃったけど、韓国リメイク希望!より壮絶な内容になるだろう。適役の俳優もゴロゴロ。
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