阿部サダヲ無双。
あの何にも映っていない黒い穴の様な目が最高です。
人間の形をしているのに一切話が通じない感じにゾワゾワしました。
結構なゴア描写や拷問描写があるので苦手な人は注意が必要かもしれません。
「孤狼の血LEVEL2」を観られたなら大丈夫だと思います。
これPG12で行けるんや。
「仮面ライダーブラックサン」の改造シーンやアクションはこのノリで行くんでしょうか。
面会室映画として面白かったですね。
アクリル板に移る2人が重なり合ったりする演出に「三度目の殺人」を思い出しました。
現実にそういう傾向があるのかはわかりませんが、親からの虐待の影響が〜、みたいな展開はチョット乗れませんでした。
特に阿部サダヲの性格形成にそこら辺を匂わせるラストは全然好みでないですね。
まぁそれも嘘かもしれませんが。
ラストのどんでん返し的な展開は予想がつきすぎたのが残念でした。
持って行き方でもっと絶望感があったと思います。
ぼくの青春のミポリンもすっかりお母さん役が板についていました。
なんか演技力が全然変わってなくて逆に青春時代を思い出しました。
阿部サダヲと双璧をなす怖さの父親役の鈴木卓爾さんがメチャ不穏な感じで怖い。