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死刑にいたる病のEirainのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.4
予告編を見て面白そうだったのでレンタルして鑑賞。2020年代の邦画を観るのは実は初だったという・・・。

23人の高校生と1人の成人女性を殺害した容疑で逮捕された連続殺人鬼、榛村大和。そんな稀代の連続殺人鬼から手紙を受け取った大学生、筧井雅也。雅也は中学生の頃、榛村が営むパン屋に通っており、榛村とも親しい仲であった。手紙を読み、榛村と拘置所で面会した雅也は、彼からとある依頼を受ける―――「高校生を殺害したことは認める。だが、最後の成人女性を殺害したことは冤罪だ。真犯人を見つけて欲しい―――。」

「何が嘘で何が真実なのか―――巡り巡るサイコサスペンス」

完全に身構えて鑑賞していたせいか、真相が明かされても予想の範囲内でそこまでの驚きはなかったが、決して楽しめなかった訳では無く、スタンダードに良質なサイコサスペンスだった。見所は無論、どんでん返しなストーリー展開だろうが、個人的にはサイコパスが真に迫った阿部サダヲを一番に推したい!(というか、本作を観ようと思ったのも、予告編で見た阿部サダヲがきっかけだった気がする。)
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