死刑にいたる病のperikanのレビュー・感想・評価

皆彼の手の中で転がされていただけ。
この手の人心掌握に長けたサイコパス的殺人犯、阿部サダヲが演じる独特の不気味さがあった。目が作り物みたいだったよ、マネキンか何かみたいに。
雅也が榛村と深く特別な縁があるかも知れぬ、と危うくこちらも引き込まれる所だったが、そこからの展開がちょっと惜しい気が。
グロさだけを強調する場面も逆にこちらの集中力を欠いてしまった印象。
でもラストは完全にうーわそこもかーい、、悶々としながらのエンドロールだよね。