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死刑にいたる病のOzDarkArtのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
4.0
天性の人たらし。

最高。

テッド・バンディかと思ったよ。
面会の最後の言葉とラスト考えればそれを超えてる。
オチがすき。

阿部サダヲほんとすきだわ。
微笑む時と
爪剥ぐ時とか選ばせる時の目がね、
まるで違う。

シリアルキラーの普段の笑顔を見てからの、
本性を見せた時の表情を見るとどうにも震える。
ゾクゾクというか、
怖いもの見たさなのだろうか。

予想以上に操ってくるし、
何枚も上手だった。

あと面会室のガラスを上手く使った演出がとても良い。
二人を重ねたり、
ある筈のガラスをすり抜けて手と手が触れたり、
すり抜けて耳元で囁いたり。
催眠にかかる相手の心理を描写してるようでとてもすき。
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