eigasuki

死刑にいたる病のeigasukiのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.7
すごいな君はと言う
自分ががんばった事をちゃんと見てて評価をしてくれる
他の子をかわいがって寂しくさせる
そうやって手なづけて操縦する
雅也言われてたやん
操縦されてね…?とぞくぞく
看守にも慕われてて恐怖

心に寄り添って優しさで包んでくれる
私のことを理解してくれるのはこの人しかいない
心の拠り所になってくれる感じがついつい良い人って思っちゃいそうになってそれが心地よく感じてみんな惹かれていくのかと怖かった
阿部サダヲさんすごい…

父親だと思い込んだ(そうだと言わずに信じさせる雰囲気つくるのも怖い)
その後から雅也の顔つきがどんどんやばくなって水上くんすごい…

血が出てるって言って自分が着てる白い服で拭くのも舐めるのもボンネットもなかなかすごいシーンだったな

雅也、お願いだから一線超えんでほしい…ああでも流されていきそう…とずっとハラハラ
最後の対峙シーンは岡田君の表情から雅也の中の榛村が抜けたのか?と思ったが
最後まで気が抜けなかった

中学の同級生の女の子の関わり方が心配なのか好意なのかそれにしては…な気味の悪さを感じてたけど、ラストシーンでこの気味の悪さはそーだったんかー!!と納得

他にもチルドレン居るんじゃないかを醸し出してて怖いよ…

真相の阿部サダヲさんの目がほんとに怖くて見てたら自分も洗脳されるんじゃと不安になり目を背けたくなった

雅也の両親もそれぞれ闇を抱えてそうだし
事件の内容がかなりしんどい内容だけど
推理と雅也の心境の移り変わりの描写はかなりの見応えだった
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