このレビューはネタバレを含みます
とにかく阿部サダヲが凄すぎる、今後どんなヒューマンドラマとかコメディとかやっててももう裏があるようにしか見えない、、
自分の中で「悪の教典」の伊藤英明とか「サキ」の仲間由紀恵とかと同じ部類に入ってしまいました
主人公を演じていた水上さんもいい意味で冷めた演技でめちゃくちゃ良かった！
途中、主人公の話し方に対して「今のあの人（榛村）に似てた」と主人公の母親が言うシーンがあるけど、本当に似ててわかる、、になった
内容に関しては、「結局すべて黒幕の手のうちでした」みたいな結末は割と好きなのでとても良かった！
自分が死刑になることが確定しているのにそれでも主人公その他に自分の事を忘れない呪いをかけるように仕向けたのを見て、そこまでして気に入った人に覚えていてほしくて必死なんだなと思った
頭が良いしコミュニケーション能力は高くて「まともな大人」にみえる一方で、その辺は子どもっぽいのが良かった
単なる悪質な嫌がらせなのかもしれないけども
あと冒頭の川のシーンで桜の花びらだと思ってたものが最終盤で剥がれた爪だと分かるの、制作陣の趣味悪すぎてめちゃくちゃ好きだった
