0i7

ある男の0i7のレビュー・感想・評価

ある男(2022年製作の映画)
4.1
原作既読
小説は全作、小説以外も9割は読んでいるくらい大好きな平野啓一郎さん作品の中でも特に好きな作品の1つである『ある男』が、妻夫木聡さん、安藤サクラさん、窪田正孝さんという申し分ない布陣で映画化されると発表されてから、公開を楽しみにしていました
映画だからこそできる構成(脚本)がとても素晴らしく、特に最初に里枝(演:安藤サクラさん)達の日々をしっかり描いたところと、ラストそう来たかというところは痺れました
弁護士城戸を演じた妻夫木聡さんは、本心では同意せずに苦々しく思っていてもそれを押し隠して笑顔で取り繕う表情一つ取っても見事で圧巻の芝居でした
安藤サクラさんも、窪田正孝さんも高い期待を裏切ることのないさすがの安定感で、
物語上欠かせない里枝の息子悠人役を演じた坂元愛登さんの芝居もとても素敵でした
0i7

0i7