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ある男のsnのレビュー・感想・評価

ある男(2022年製作の映画)
4.0
芥川賞作家の平野啓一郎氏が2018年に
発表した長編小説を映画化し、2023年の
日本アカデミー賞を総なめにした作品。
愛したはずの夫はまったくの別人でしたー。

展開の早さと俳優陣の演技がすばらしくて
(特に安藤サクラさんと柄本明さんの怪演)
没入しており時間があっという間に感じた。
ゾッとする含みを持った終わり方もいい。

人に語られる過去は全てではないし、
言葉で説明された過去は過去そのものではない。
人はさまざまな顔も持って生きていて、
良くも悪くも、誰にでも何にでもなれる。
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