ある男のsakiのネタバレレビュー・内容・結末

原作と映画を比べるタブー犯しますごめんなさい！俳優さんたちの一級品の演技とかマグリットの絵画とか、映画ならではの素晴らしさも沢山あったんだけど、原作読了している身からすると谷口(本物)の人生薄すぎない...？というのが率直な感想。"人を肩書きで判断しない"というテーマにおいて、谷口の人生(戸籍交換で手に入れた肩書きの強さに溺れ、大嫌いだった兄のように人を見下す人間に落ちぶれる)は改変しちゃいけない部分だったんじゃないのかなあ...