ある男のロコタローのネタバレレビュー・内容・結末

見応えある映画でした。さすが日本アカデミー賞8冠に輝いただけありますね！スピード感も良く、妻夫木くんの演技に惹き込まれました！他にも窪田正孝くん、安藤サクラさんと実力派揃い。息子役の坂元愛登くんが可愛くて演技も上手い！義父や妹のことを思ってるシーンで抱きしめたくなりました。

人種、加害者家族という難しい題材。逃れたい、別人になりたいと願う気持ち…国としてもっともっと支援が必要なんだと考えさせられました。

ラスト、うわーここで終わりかーと。バーで伊香保温泉の出身で13歳と4歳の子供がいると発言。
名前を聞かれ壁の絵画を見る城戸。二人の男の後ろ姿が描かれていて城戸の後ろ姿も合わせて観客からは三人の男の後ろ姿に…
そして笑顔で名乗る直前で幕を閉じる。

城戸も自分の出生にコンプレックスがあったこと。奥さんが浮気していたこと。城戸は三人目の『大祐』になり、城戸自身『ある男』になった。だと思うんだけどどーかなー🤔

ただ最後の城戸の笑顔が気になって…。まさか奥さん殺してないよね？離婚しただけだよね？そう思いたい。そうであって欲しい。