このレビューはネタバレを含みます
個人的には傑作。
Xこと窪田さんの演じた犯罪者の息子とゆう役柄の最後に見つけた幸せの形。
彼は絶対に悪くない。でもその生い立ちで背負った宿命が彼を屈折させてしまい、そこだけをフォーカスすると彼が変わってるとかおかしいんだとゆう見方になる。
その絶妙な部分を非常に卓越した見せ方で観る側に伝えてくれた、監督の手腕。
安藤さくらの全てを受け入れた上でのある答え、息子くんの解釈、妻夫木さんの演じた帰化した朝鮮人の抱える根深い問題。
一つ一つ丁寧で的確な見せ方をしてくれたなと。あのラストも見事に観る側に与えられた宿題？お土産？最高。
この映画を絶賛する以外選択肢ってあります？？
