ある男のいろはのレビュー・感想・評価

いかにも邦画！亡くなった夫の本名が違う、この男は一体だれなのか？というミステリー仕立てで進んでいく物語。家族のあたたかい絆も感じられる良作。さすが安藤サクラさん。この方が出てくる作品ってどうしてこうも良作ばかりなの。
差別的な表現が結構出てくる。対比させたいんだろうけど、苦手な人は苦手だと思うしわたしもきいててちょっと気分悪かった。
ラストは秀逸。不穏さを残しつつ、濁す。こういうの大好き。