ある日突然父親が女性として生きる選択をした。下の子エマの戸惑いと大好きな父親という存在が変わってしまったことに対し、複雑に感情が移り変わりながらも受け入れようと努力する姿に心打たれた。
エマの表情がリアルで良い演技。
姉のカロは13〜14歳でも女性としての父を家族として心から愛し受け入れ応援し、妹のことを励まし支える。
本当に芯のある優しい子ども達で、愛情を受けて大切に育てられてきたのを感じる。
ところどころに父親が女性として生きる前の家族の優しい時間が映像として流れ、温かい気持ちになる。
(日本じゃまだまだこんなに受け入れられず、周りからも批判されたり、もっと子ども達も辛い思いをするだろう…
互いに尊重しあい受け入れることや、周りも温かく見守るような優しさや、家族の新しい形をサポートするカウンセリングとかもっともっと充実して、優しい世の中になればな。)
