大島新監督トークショーつき上映にて。
もはや心のデトックス映画。折に触れて見返していきたい。
議員宿舎の窓辺で大根を育てていて、急にどうしたんという場面の後に、ご両親へのインタビューで母親からやれ農業政策言うてるけど実際やってみたことあるかと本人に言うたったという話があって、笑ったのと同時になんだか泣けてきた。
平井卓也の街頭演説を撮影中に妨害され、あげく警察を呼ばれるという辟易するお馴染みのやつ。ただし平井の力の無さなのか警察が味方だったのが救い。余裕の無くなった平井が演説中に映画への批判を繰り返すが、反対側に移動してもしっかりカメラ目線なのが面白い。金を積まずに撮る人がいるかは知らんが平井の映画も見てやってもいいぞ。
前作を見た時には小川一家にはただ穏やかに過ごして欲しいと思ったけど、今作では小川淳也の真っ直ぐな思いが明らかに周囲に伝播していて、言葉に表すことのできないほどの感動的な光景が広がっていた。当選後の長女の言葉にはちょっともう…多分場内全員泣いていたと思う。
2021年160本目
2021年の映画納め。
劇場鑑賞本数160本
新作95本 旧作65本
総額¥167,330 平均¥1,046